「風俗」発言の撤回を要求

公明党女性委員会の古屋範子委員長は17日、国会内で開かれた党代議士会で、日本維新の会の橋下徹共同代表が在沖縄米軍司令官に風俗業の活用を促すなどした一連の発言を批判し、「厳重に抗議する。撤回を促したい」と主張しました。

また、犯罪を抑止するために風俗業の活用を促すことに対しては、「その前提自体が間違った考え方だ」と非難しました。

橋下氏は、自分が戦時下であっても従軍慰安婦を認めた訳でもないし、今も法律で禁止されている売買春を米軍に推奨した訳でもない。メディアは、意図的に言葉尻を捉え、全体の趣旨を汲み取らず誤った報道をしている、と主張されています。

しかし、全体としての主張を把握せよというのであれば、事実として存在した従軍慰安婦への言及と米軍兵士の性的エネルギーをコントロールする手段としての風俗業の活用を提言したことは、文脈上、非合法アンダーグラウンドの売買春の活用を進言したことに等しい結果になります。

後になってアメリカ文化への理解が足りなかったと橋下氏は釈明されていますが、日本人でも特に女性は、風俗業の実態、合法サービスの中身など知る由もありません。誤解というならその誤解は明らかに起こるべくして起きたのです。橋下氏は、政治家は歴史家ではないと言われますが、それなら未来へ向けての責任ある発信こそしていただきたいと思います。