11・3民営化を問う学習会、、

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昨日おこなわれた、「市営交通の民営化を問う学習会」で私は、おおよそ、以下のような議会報告と連帯の挨拶をしました。

 9月の市議会交通水道委員会で、私は市営バスの民営化について批判をしました。交通局は、市営一般バス(132系統)のうち採算性の見込める路線(62路線)は民営化を順次図り、一方、赤バス(29路線)を含む不採算のバス(70路線)については今年度末で原則廃止するという方針です。そして8月に就任した公募区長が、判断して民間事業者に運行を委ね、市が補助金を出すとしていました。しかし市はこの間、廃止する70路線のうち44路線は廃止を一年間延期する方針に転じました。

ただ、赤バスは予定通り今年度末に廃止する方針ですから、赤バス路線3路線は「一般バス」に改めて廃止を延期するので、料金は200円に引き上げるとしています。私はこの日の議会で、市営バス廃止には市議会の三分の二の賛成が必要で、市民の賛同を得られるかどうかも分らない中、「あまりになし崩し的だ」と批判しました。交通局担当者は「民間で出来る事は民間でというのが市長の方針。具体的な行程表は年内にお示します」と答えました。私は橋下市長が路線廃止の理由として『市バスの運転手の給与が高いからだ』と本会議で述べている事を挙げました。しかし別にバスの運転手は人の命を預かる仕事でもある訳だから、私は特別高いとは思いません。が、この市長発言の真偽も確かめました。

そうすると今現在運転手の給料は約6百万円後半で、民間の阪急バスよりちょっと低い年収なんです。さらに交通局はこれからもっと給料を下げる方針を打ち出しています。何より今年度で廃止される赤バスに至っては、運輸振興という委託先が運行しているので、元々給料はめちゃくちゃ低いんです。だから橋下市長の言ってる理屈は市営バス事業の解体の理由にはまったくならないんです。

私はこの日の議論で、こう指摘しました。「市バス運転手の給与を民間並みに削減しても、採算がとれないから路線を廃止するという方針な訳で、民間では維持出来ないからこそ公営で運行する必要が大いにあるじゃないか」、そして橋下市長がやめさせた、地下鉄の黒字をバス事業にまわす支援を復活させるべきだと強く求めました。その上で「民間に売り飛ばすことは、公営企業として培ってきた交通ネットワークの投げ捨てだ。市民の足を確保するという行政の第一義的使命の全面的な放棄だ」、「赤バスの廃止にも利用者・市民は絶対に納得しない。こんな方針は到底認められない」と強く批判しました。

 

 さて橋下維新の会は、国政がらみでマスコミを利用しながら、古い政治に逆戻りさせる道をますます強めています。その中身は、皆さんご存知の通り、住民の暮らしを痛めつけて、民主主義をないがしろにし、自治体本来の使命・役割を歪めに歪めています。公務員の本来の使命や権利に対する総攻撃に血眼になっています。

 先日私は、現役の市バス運転手の方とお話しする機会がありました。今運転手さん達は、現場でとんでもない不当な扱いをされているとの事でした。

「身だしなみ基準」なるポスターを事務所に張り出して、運行中はマスクを着用してはいけないとか、髪型や靴下までも指定されているそうです。マスクしたらあかんって、もしお客さんに風邪を移してしもたらどうするんでしょうか?

また不精ヒゲを伸ばしてはいけないとか、シャワー室は午後5時まで使ってはいけないとか、まるで中学校の校則のような、細かい規律で締め付けられているとの事です。この身だしなみチェック表は、正確には服務規律という事ではないらしいのですが、当然、給料や人事評価などの脅しとセットで行われている訳です。民営化によって自分たちの将来の保障がまったくない中での、締め付けですから、本当に運転手さん達はモチベーションを保つのが大変だと語っておられました。

因みに、最近は、バスに乗るお爺ちゃんお婆ちゃんたち客さんの態度が、随分変わってきたそうです。つい半年前までは「あんたら高い給料もうてんねんから、もっと親切にしいや!」と喧嘩腰の方が多かったそうですが、最近は「あんたらも気の毒やね~。私らも敬老パスにお金いるようなるし、ホンマに酷い市長やね」

と言われて、唯一の救いやと仰ってました。こんな現場職員に対する管理強化が、当たり前のように行なわれています。このような異常極まる、橋下市政の独裁・恐怖政治の実態を暴き、全国に知らせることは皆さんの運動の発展や、日本共産党の前進に大きな力になります。皆さんの、市営交通を守り発展させようの呼び掛けに、市民各層の広範な人々が合流するならば、民営化路線という、この暴挙を打ち砕くことは必ず出来ます。私たち日本共産党大阪市会議員団は、その運動の先頭に立って奮闘することを決意いたしまして私のご挨拶を終わります。

ご清聴、ありがとうございました。