スマートフォンは怖いのか[ウィルス保管容疑の逮捕案件についての解説記事]

本日、下記逮捕案件がありました。

Androidアプリに電話帳に登録された個人情報を抜き取るウイルスを組み込み保管したとして、京都府警サイバー犯罪対策課と伏見署30日、出会い系サイト関連会社「ModyDick」役員の韓国籍の会社員田川和弘こと李和弘容疑者(28)=大阪市東淀川区豊里4丁目=を不正指令電磁的記録(ウイルス)保管の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。

スマートフォンは怖いのか

ここ数年、日本社会で急激に普及しているスマートフォンについて「やっぱり怖いじゃないか!」とおっしゃる方が増えそうな気がするので、解説しておこうと思います。

スマートフォンと言っても色々あるわけでして

みなさんは、スマートフォンに搭載されているOS(オペレーティングシステム)についての知識をお持ちでしょうか。パソコンだと、WindowsやMacなどのOSがありますね。
スマートフォンなら、iOSやAndroidといったOSがあります。詳しい人なら他のOSの名前も知っているでしょうが、今回は初心者向けということで省いていくことにします。

世の中のスマートフォンは、ほぼiOSとAndroid

iOSと言えば、iPhoneに搭載されているOSです。それ以外のスマートフォンはほとんどAndroidだと思って良いです。XperiaとかGALAXYとかも、Androidが搭載されているスマートフォンです。

iOSとAndroidの違い

大きな違いとして、今回は「自由度」というものを挙げます。

自由度の低いiOS、自由度の高いAndroid

機種のカスタマイズなどにも自由度の違いはあるのですが、今回注目するポイントは「アプリのマーケット」に対する自由度です。

アプリを流通させるまでのハードルに違いがある

作ってたアプリが完成した!と仮定します。アプリを流通させて世の中の人に使ってもらうためには、アプリのマーケットに自分のアプリを登録する必要があります。しかし、ここに登録するためには審査があるんですね。このアプリは問題の無いアプリなのか、クオリティは保たれているか、しっかりチェックされます。

 

iPhoneアプリの場合はAppleが審査するので、審査がめちゃくちゃ厳しいです。
一方、Androidのアプリの場合はこの審査が「ゆるい」と言われています。Androidアプリの審査をしているGoogleも、これが原因で悪意のあるアプリが流通している事実はわかっているので「やっぱり審査をもう少し厳しくします!」と宣言したようですが、依然として悪意あるアプリが流通し続けているようです。

今回はAndroidアプリによる事件でした

Androidアプリは、正規のマーケットの審査が「ゆるい」のに加えて不正なマーケットも存在しています。今回のアプリがどちらのマーケットで流通していたものかはわかりませんが、悪意あるウィルスが仕込まれているアプリをインストールしてしまう可能性が高いと言えるのがAndroid。正しい知識を持って使わないと、大変です。

とは言っても、Docomoがいいんだよ!

何らかの理由で、Docomoしか使えない!という人もいらっしゃると思います。iPhoneはDocomoからは出ていないですし、戦略上よっぽどの事が起きない限り今後も出ることが無いでしょうから、スマートフォンを使うならAndroid一択ということになるでしょう。

どうしてもAndroidなんだったら・・・

まず、気休め程度にしかなりませんがウィルス対策アプリをインストールしましょう。これで防げる範囲のもの「も」あります。しかし、重要なのはそこではなく【危険なサイトに近づかない】というところです。正規のマーケットではないところでアプリをインストールしたりするのはカナリ危険です。こういう行為に起因してウィルスに感染するのは自業自得だと言えます。

自分だけが被害を受けるわけではない

自業自得だと言っても、被害を被るのは自分だけではありません。今回の逮捕案件のように電話帳が流出している場合は、自分の電話帳に登録されている人全員が被害者になるわけです。大切な友人に大きな迷惑をかけることになってしまいますので、本当に気をつけていただきたいと思います。

正しい知識を持って使えば、とっても便利なスマートフォン

こうした被害は、正しい知識を持っていればほとんど生まれません。架空請求詐欺被害や情報商材詐欺被害なども正しい知識を持っていれば防げるのと同じです。

手前味噌ですが

そういった知識をつけて、このインターネット時代を楽しく便利に生きて行くためのウェブスクールをやってます。スマートフォン関連のコースも開講しましたので、ご興味のある方は是非。